【愛知】就労支援 こころの健康のためのオススメ本②「気もちのリテラシー」 | NPO法人パンドラの会
2023/02/25
こんにちは、パンドラの会の坂口です。
今回のオススメ本は「気もちのリテラシー 〜わたしと世界をつなぐ12の感情〜」です。
著者は八巻香織氏。町田市で1992年より「新しい子どもと大人の関係を求めて、心の健康と心地よいコミュニケーションをつくるNPO」Teens Post(ティーンズポスト)を主宰、コミュニケーション関連の著書も多く出版されています。
実は2016年当時「コミュニケーションワークショップ」詳しくはこちらへ 立上げ準備で、発達障害当事者で全国で講演活動をされている冠地情(かんちじょう)さんのワークショップ参加のために町田市に何度も通っていました。その会場が偶然にもTeens Postで、八巻さんにお会いお話しすることができました。
さて、リテラシーとは=相応の知識や理解力があること。
つまり、気もちのリテラシーとは、自分の気もちを理解し使いこなす能力のような意味。
本書のはじめには、
たまったり、流したり、くんだり、目に見えないけど、毎日付き合う“気持ち“。
それなのに、無視されたり、抑えられたり、偽られたり、
ないがしろにされたりする“気もち”
すると、ふくらんだり、固まったり、暴れたり、腐ったりする“気もち“
さて、“気もち“とどう付き合おうか?
とあります。
確かに、普段私たちは、楽しい!うれしい!などと比べ、おそれ、NO、悲しみ、怒り、不安などの気もちにはフタをしたり、気づかないふりをしがちです。それらをマイナスの気持ち=良くないもの、表現してはいけないものと捉えてはいないでしょうか。
しかし心理学では、感情自体にプラスもマイナスもないと言われます。
そして自分の感情に気づき表現することは、自分らしさを理解することであり、こころの健康のためにもとても重要です。
本書では、12の感情について、それぞれの持ち味を理解し付き合い方を見つめ直していきます。
例えば、
「おそれ」を感じるから、安心や安全がつくりだせる。
「NO」と言うから、YESが見つかる。
「悲しみ」を受け入れることで、こころのキャパが広がり、温かさや寛容さが生まれる。
などなど。
また、巻末付録には「感情プレイングカード」もついています。
子どもから大人まで、遊びながら“気もち“と仲良くなるための各種ゲームが楽しめます。
パンドラの就労支援でもたびたび活用させていただいています。
本書含めた全てのご著書が、30年におよぶ支援を通じた、自分との出会い人との出会いを作り出されてきた実践から生まれたものです。
ご興味を持たれた方は、ぜひ手にとってご覧ください。
愛知で就労支援を行うパンドラの会は、無料の見学や体験を行っています。
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