【愛知】アイメッセージで　人間関係良好に　 | 就労移行支援ピボットパンドラ

こんにちは、パンドラの会の坂口です。

 

ピボットパンドラでは毎週月曜日の午前、グループでの「認知行動療法」プログラムを行っています。

⇒過去の記事「認知行動療法で自分らしさを知る」はコチラ

 

プログラムでは、自分の認知（ものの捉え方）を見つめ直す「認知再構成法」、行動から心を元気にする「行動活性化法」、適切な自己表現「アサーション」等々行っています。

 

本日は「アサーション」の中の、「アイ メッセージ」というスキルについてご紹介します。

 

アサーションとは

 

アサーションとは、相手を尊重しながら自分の意見を適切に自己表現することです。「自分らしさを大切に、その場にふさわしい方法で表現」し、お互いの関係性を大切にしたコミュニケーション、英語では「I am ok, You are ok 」と表現されたりもします。

 

アイメッセージ（I Message）で、自分の想いを気づくことから始めてみよう！

 

とはいえ、職場や家庭での色々な場面で、なかなか言いたいことを言えなくていつも我慢してしまう、逆に感情的にきつく言い過ぎてしまった等々…ストレスをためこんだり、人間関係に支障が出てしまうことは多くあります。

アサーションは、頭では理解できても、実際に行動に移すには難しい！と感じる方は多くみえます。

でも、ご安心ください！　「行動は学べます、行動は変えられます」。まずはアイメッセージからスタートです。

 

アイ=「私」を主語として相手に自分の意見を伝える方法

 

「私」を主語にしてみると、注意する時など批判的な印象に受け取られかねない場合でも、柔らかい表現で伝えられ、相手も受け取りやすくなります。相手を非難することなく自分の想いを伝えることができるのです。

 

また、「私」を主語にするには、まず自分は何を思っているのか？どうして欲しいのか？等を考える作業が必要となるので、結果「自分で自分の気持ちに気づくことができる」という効果もあります。感情的な表現を防ぐことにも有効です。

 

反対にyou「あなた」を主語として伝える方法が「ユーメッセージ」と呼ばれます。

ユーメッセージは、相手にはっきり意見は伝えられるというメリットがある一方、角が立ちやすく相手を傷つけてしまったり、関係が悪くなりがちになる場合もあります。

 

（例）

・（私は）メール返信は、いつも早くもらえるとうれしいな。

　（あなたは）なぜ、メール返信をいつも早く返さないの！？

 

・（私は）心配になるから、遅刻しそうな時は必ず連絡はして下さい。

　（あなたは）なぜ、遅刻の時に連絡しないのですか！？

 

・（私は）その方法よりも、この方法でやってみたら良いかと思うよ！

　（あなたは）その方法でなく、この方法でやってください！

 

アサーションは、練習を重ねていくことで、その場その場で適切な表現が誰でもできるように変わります。ご興味持たれた方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

パンドラの会の就労支援事業所は、見学や無料体験が出来ます。

下記エリアから多くの方のご利用があります。

愛知(刈谷市、知立市、安城市、豊明市、高浜市、碧南市、大府市)

 

ご興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせ下さい。