【2/15(日)参加者募集】「褒める」のが正解……ではありません! 「言葉の足し算」の落とし穴|親学び塾「ペアトレ」体験会
2026/02/03
おはようございます、パンドラの会の坂口です。
前回のブログでは、 「言わない我慢(引き算)は苦しいから、勇気づけの言葉を掛ける(足し算)練習をしましょう!」 というお話をしました。
「よーし、じゃあ今日からガンガン声をかけるぞ!」 と、ポジティブに切り替えてくださった方もいると思います。
……ただ、ここで一つだけ、大きな落とし穴があるんです。
「言葉の足し算」をしようとして、 いきなり「すごいね!」「偉いね!」「頑張ってるね!」と、 お子さんを「褒めちぎって」いませんか?
実はアドラー心理学では、 「叱るのもダメだけど、手放しで褒めるのも推奨しない」 と考えるんです。
「ええっ!? せっかく言葉をかけようと思ったのに、褒めるのもダメなの!?」 と混乱しますよね(笑)。
今日は、前回の「足し算」を成功させるために絶対に知っておいてほしい、 「褒める(評価)」と「勇気づけ(共感)」の決定的違いについてお話しします。
まずは、こちらのイラストを見ていただけますか?

「なんだ、小さい子供の絵か。うちはもう大きいから関係ないわ」
……と思われたかもしれません。 でも、少しだけご自身の胸に手を当てて考えてみてください。
「あなたの心の中で、お子さんは今も『この位置』に立っていませんか?」
相手が中学生でも、20歳を過ぎた社会人でも。 親である私たちが、無意識に「高い所から見下ろす位置」に立って、「すごいね」「ダメだね」とジャッジしていないでしょうか?
私たちが使いがちな「偉いね」「すごいね」という言葉。 これは、能力のある人が、能力のない人にする「上から目線の評価(タテの関係)」なんです。
「褒める」の副作用
もしあなたが、パートナーや友人から「へぇ、今日はご飯ちゃんと作れたんだ。偉いね!」と言われたらどうでしょう? 「バカにしてるの?」とイラッとしますよね(笑)。大人の人間に向かって「偉いね」と言うのは、実は失礼なことなんです。
これを親子で続けてしまうと、子供は無意識にこう感じます。 「僕は、親に評価されないと価値がないんだ」
結果として、「親の顔色ばかり伺う子」や、逆に「どうせ認めてくれない」と反発する関係になってしまいます。
目指すのは勇気づけ(ヨコの関係)
じゃあ、どうすればいいのか。 イラストの右側を見てください。
上から「評価」するのではなく、同じ地面に立って「共感・感謝」をする。 これをアドラー心理学では「勇気づけ」と呼びます。
-
× 褒める(YOUメッセージ):
-
「(あなたは)就活頑張ってて偉いね!」
-
→ 親の思い通りであることを評価している。
-
-
○ 勇気づけ(Iメッセージ):
-
「頑張ってる姿を見て、(私は)嬉しいよ」
-
「元気でいてくれて、(私は)ありがとう」
-
→ 私の率直な喜びや感謝を伝えている。
-
「あなた(You)」を裁くのではなく、「私(I)」の気持ちを伝える。 たったこれだけで、子供は「自分は一人の大人として認められている」と感じ、自ら動き出すエネルギー(勇気)を持ち始めます。
とはいえ…… 長年の癖で、つい反射的に「すごい!」って言っちゃいますよね(私も言っちゃいます笑)。 心の「タテ関係」を「ヨコ関係」にするのは、言葉の練習が必要です。
次回の親学び塾では、 「じゃあ、こんな時はなんて言う?」という言い換え練習をみんなでやります。
頭ではわかっていても、とっさに言葉が出ない方。 一緒に「言葉の筋トレ」をして、大人の親子関係を作っていきませんか?
【第2回 親学び塾】 テーマ:「黙る」だけが見守りじゃない。心が伝わる『言い換え』
日時:2月15日(日) 13:00〜
場所:刈谷市産業振興センター 201会議室
参加費:1,000円
詳細やお申し込みはコチラから
----------------------------------------------------------------------
認定NPO法人パンドラの会
〒448-0831
愛知県刈谷市熊野町2-3-9
電話番号 : 0566-23-0177
FAX番号 : 0566-23-0177
就労移行支援 S&Jパンドラ
〒448-0003
愛知県刈谷市一ツ木町1丁目1-13
電話番号 : 0566-91-5416
FAX番号 : 0566-91-5418
愛知の認定NPO法人パンドラの会
愛知で発達障害の方の就職に
----------------------------------------------------------------------


