【愛知】ソーシャル・サポートで元気に ② | NPO法人パンドラの会

こんにちは、パンドラの会の坂口です。

 

先回に続きソーシャル・サポートのお話。今回はそれを「どうすれば増やしていけるの？」についてです。

 

『困った時は、お互いさま』

 

ストレスという概念を提唱したセリエ先生は、ストレスは悪いばかりでなく、良いストレスもあると言われました。それは、その人のストレスの捉え方次第で変わります。

その捉え方に、大きく係るものの１つに「ソーシャル・サポート」があると言われています。

ソーシャル・サポートとは、社会における人とのつながり、家族や友人、職場の同僚など個人を取り巻く様々な人からもたらされる有形・無形の支援のこと。

私たちはこれらのソーシャルサポートを、もらったり与えたりを繰り返し、互いに支え合って生きています。

 

それには、大きく分けて次の４つ種類があります。

 

先日の弊所のグループ認知行動療法で話し合った際、その大切さはわかったけれど…なかなか人に頼るのが苦手だったり、そもそも相談できる人が少ない等のご意見もありました。それに対し「どうすれば増やしていけるか？」について皆さんでアイディアを出し合いました。

 

・まず外に出る。

・人に会う。

・元気に挨拶をする。

・所属を増やす：仕事や家庭以外で趣味のサークルや集まりに参加してみる。

・人に頼る・相談する：困っていること助けてほしいことを素直に伝えることが大切。

・公的サービスを調べる・利用する：意外と使えるサービスは多い。

・人助けをする：周りをよく観察する。困ってそうな人がいれば自分から声をかける・お話しを聴く。

　　　等々

 

人間は社会的動物と言われる通り、社会の中で互いに支え合うことでしか生きていけません。

一方で、困っていても「誰にも相談できない・しない」という方が多くいることは各種調査から明らかです。

以前のブログ⇨「相談力を高めるには」はコチラでも書きましたが、その理由の上位には

①以前相談した時、よい印象や結果でなかった（相談しても解決につながらない）

②迷惑をかけてしまうと思うから　

③恥ずかしい、恥と感じるから　

が、あります。

 

悩みの解決ではなく、悩みの解消を目指そう

 

確かに、相談がすぐに、悩みやストレスの解決（例：問題をゼロにする）につながることは難しいかもしれません。

しかし、相談の効果には、「話してスッキリした」「自分で気づけることが出来た」など悩みやストレスの解消（例：○％くらい楽になった）効果は大きいと言われています。

それが実際に取り組みやすく効果も出やすい。まずは信頼できる人に思い切って相談してみることから始めてはいかがでしょうか。

 

パンドラの会の就労支援事業所は、見学や無料体験が出来ます。

下記エリアから多くの方のご利用があります。

愛知(刈谷市、知立市、安城市、豊明市、高浜市、碧南市、大府市)

 

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