【愛知】　 10年先を考えてワクワクできる人になろう！　 ｜認定NPO法人　パンドラの会

こんにちはパンドラの会の坂口です。

 

「10年一昔」　と言いますが、私自身パンドラの会に来て10年。振り返ればかなり遠い昔のように思われます。一方で年齢を重ねる程、時間の経過が早く感じられるのは私だけでしょうか？　ジャネーの法則では「人生のある時期に感じる時間の長さは、年齢の逆数に比例する」とあります。それに従えば６０歳の人は、１歳の子より60倍時間の流れを速く感じ、その人の１年は１歳の子の６日程度となります。あと2ヶ月で新年だなんて、信じられない、信じたくない！！　そんな気持ちも頷けます（笑）　「ああ、今年も自分で立てた目標を十分達成できなかった…」　それを自分の意志の弱さ、努力不足と嘆くことなく、今日からでもその目標を実行したいと願う貴方へ。私自身が参考にしている話しをご紹介します。

１、「新しいことをやってみる」

　人間の生活の約8割が「無意識の習慣」で成り立っていると言います。効率的で便利な反面、慣れていることばかりだと、マンネリに思えたり、知らぬ間に時が過ぎてしまいます。子どもの頃は、毎日が新しい体験・発見の連続です。そんな新しい体験は、脳の刺激となりドーパミンの分泌を促し、「問題解決への意欲」をも高めます。1年があっという間に感じたくない方は、趣味や仕事でも今までやったことのない新しい何かにチャレンジしてみること、おすすめです。

２、「頑張りすぎない勇気」を持とう

　せっかく始めた新しいこと、3日坊主に終わらず継続するにはポイントがあります。まずは「最初から頑張りすぎないこと」。行動科学の「3の法則」では、“3日間続けば継続力がついてくる→　3週間続けば習慣になってくる→　3か月間続けば結果が出てくる”　と言われています。まずは「３週間は何とか続けられそうな」内容・レベルの目標を立ててみましょう。また「いきなり目標達成を目指すのではなく、途中に“小さなゴール”を設ける」ことも効果的です。大きなゴールだけだと失敗する可能性が高いのに比べ、小さなゴールは達成しやすく自信も生まれる等のメリットがあります。プラス、頑張った自分への“ちょっとしたご褒美”を用意してあげることで継続力はさらに大きくアップします。

３、ワクワクして未来を思い描こう

　脳科学者の中野信子さんの本を読んでいたら、記憶を司る脳の部位の海馬は、「未来にやるべきこと」「将来行う行動」についての「展望的記憶」もコントロールしているという文章に出会いました。この「展望的記憶」の能力によって、人は未来に対するビジョンを持ち希望を持ってはつらつと人生を歩んでいけるのだそうです。逆にその能力が低い場合、ビジョンに乏しく目標達成の努力も苦手で、何に対しても意欲が持てなくなってしまうと言います。ではどうすればその能力を強化できるのでしょうか？最近の研究で「人間が未来を生き生きと思い描く時に、海馬の活動が活発になる」ということが分かったそうです。つまり、10年後の自分や家族、仕事のイメージを思い描いたりすることで、脳が「希望」であふれてくる！のです。脳の仕組みって本当に不思議です。想像するだけでワクワクしてしまいます。

　もうあと２ヶ月？　否！　まだ２ヶ月あります。今日から良い習慣づくりに取り組んでみませんか！

 

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