【愛知】　　余談ですが、視覚障害をお持ちの方の初の”伴泳”にトライしてきました　｜認定NPOパンドラの会

こんにちは、パンドラの会の坂口です。

 

今回はお仕事とは少し離れた話題です。私は長年趣味でトライアスロンを楽しんでいるのですが、ご縁あって視覚障害をお持ちでトライアスロンに興味のある方と出会いました。

彼は、過去すでに長良川や大阪のトライアスロンにも参加された経験をお持ちで、とてもエネルギッシュな方。しかし普段の練習で伴走、特にスイムの伴泳をできる人がなかなか近くにいなくて困っているとのことでした。

 

私も参加した大会で、視覚障害をお持ちの方が伴走の人と一緒に走っている姿をお見かけしたことは何度かありますが、伴走等やった経験はもちろん無く。最初ご相談受けた時『自分に出来るかな？…』と若干の不安や迷いもありましたが、新しい体験への魅力の方が勝ってしまいました（笑）。

 

スイム秘密グッズ「自転車チューブ」

本日、初のプール練習で名古屋市障害者スポーツセンター行ってきました。

さて、ランニングは互いの手に”紐”を持ち走ります。

スイムは、どうすると思いますか？

実は、互いの足をあるもの？で繋ぎ、並行する形で泳ぐのです。

上の写真では分かりにくいかもですが、あるものとは自転車のチューブです。それを切って手作りしました。切っただけですけど（笑）水の中では声でのコミュニケーションが取れません。このゴム紐で、互いの距離を測ったり方向を決めていきます。

紐の長さの調整や足のどこに結ぶ方が泳ぎ易いかなど最初は試行錯誤でしたが…1時間もする頃には、２人で『自転車チューブ良いですね！この柔らかさや伸びが最高！！』など言いながら、初のプール練習を楽しんできました。

トライアスロンは個人競技です。が、今回一緒に泳がせて頂き チームで挑む感覚を強く感じ、別競技をやってる様な、とても新鮮で面白い体験でした。

 

トライアスロンの前に、まずは来年早い時期に「アクアスロン」（海でのスイムとランニングを合わせた競技）に参加したいとのこと。今後も一緒に楽しく練習していこうと思います。

 

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