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【愛知】こころの健康のためのオススメ本④「自分ではきづかない、ココロの盲点」 | NPO法人パンドラの会

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【愛知】こころの健康のためのオススメ本④「自分では気づかない、ココロの盲点」 | NPO法人パンドラの会

【愛知】こころの健康のためのオススメ本④「自分では気づかない、ココロの盲点」 | NPO法人パンドラの会

2023/03/10

こんにちはパンドラの会の坂口です。

 

神 よ、 他人 が 自分 を 見る よう に 自分 が 見える 能力 を 我ら に 与え 給 え

ロバート・バーンズ( スコットランド の 詩人   1759 ~ 1796)

 

最初のページに書かれた言葉に、ハッとさせられます。

著者の池谷裕二氏は、東京大学で脳の健康や発達、老化を探求する基礎研究者であり、本書のような脳に関する一般向けの本も書かれています。

 

書名のココロの盲点とは「認知バイアス」のこと。バイアスとは偏りやゆがみの意味。つまり、認知バイアスとは認識が偏ること=偏見を意味し、自身の経験、先入観、思い込みなどにより合理的な思考ができない心理現象のこと。

 

本書は「認知バイアス」と呼ばれる脳のクセ=偏見について、代表的な80例をクイズ形式で楽しみながら学べるようになっています。

 

脳のクセを知ることは、何の役に立つの?

ほとんどの人は、他人のクセは容易に気づくことはできても、自分のクセは当たり前すぎて気づけません。最大の未知は自分自身なのです。

せっかく人間に生まれてきて自身の姿について知らないままはもったいない!「心の辞書」として使ってもらえれば嬉しいと著者は伝えます。

続けて、脳のクセ=偏見自体に罪は無いけれど、その偏見に気づかず「自分」を盲信したままコミュニケーションすると不用意な摩擦が生じ、個人同士の喧嘩や諍い、はては国と国との戦争まで…あらぬ状況に暴走してしかねないと。

それに対し、脳のクセを知ることで、余計な衝突を避ける予防策となること、さらには、脳を知れば知るほど、自分に対しても他人に対しても優しくなれると言います。

 

私が一番印象に感じた脳のクセは「人を含め、ほとんどの動物は食事を労せず得るよりも、なんらかの対価を払って得ることを好む」ことを表す「コントラフリーローディング効果」です。この脳のクセは「労働の価値」に結びつくと言われています。

もしも何もせずにお金だけをもらえる生活があるとしても、それは人として幸せなのか?

おそらく多くの人はNOと答えるのではないでしょうか。

 

研究の中で唯一この効果が生じない動物が飼いネコだそうです。ネコは徹底的な現実主義者という落ちも秀逸でした。

 

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